飛行機に1分違いで乗り遅れたけど、何事もポジィティブ、ポジィティブ

 一昨日、札幌から東京へ向かう飛行機(もちろん北海道を応援しているのでエア・ドゥです)に、わずか1分違いで乗り遅れました。こんなことってあるんだろうか。とても貴重な体験をさせてもらいました。すでに搭乗手続きを済ませ搭乗券も持っていたので、まさか置いていかれることはないだろうと高をくくって、搭乗ゲートのすぐ前にある売店に入っていました。これまではただの一度もなかったのですが、その時に限って、なぜかお土産に札幌生ラーメンを買っていこうと思い、あれこれ迷っているうちにゲートが目の前でしまってしまいました(普段は即断即決の菅原ですが、なぜかこの時に限ってラーメンごときで迷っていました)。
 まあこれは全面的に菅原が悪いので文句の言いようがないのですが、追加料金なしで1時間後の便に乗せてくれました。どうも有り難うございます。しかし、東京であるお宅を訪ねる予定が大幅に遅れ、池袋からの特急券も捨てることになり、たった1分の違いで乗り遅れたことが、その後に大きな変更を余儀なくされました。初めはちょっとした違いでも、その後に大きな違いとなるという良い例ですね。
 どんな時も常にポジィティブ・スィンキングで決して後悔しない菅原は、次の飛行機を待つまでの1時間を最大限に活用しようと思い読んだ本が、やはり当りで、皆さんにお勧めです。大前研一アタッカーズビジネススクールフォーサイト編『普通のキミでも起業できる!』(ダイヤモンド社)です。この本には起業するための具体的な思考やプロセスが書かれています。たとえ起業に関心がなくても、この本には自分の生き方を考え、具体的な目標を設定して、その実現に向かっていくための多くのヒントが載っています。
 起業本はたくさんありますが、それらの多くは実際に役に立たないジャンクブックです。ジャンクフードをいくら食べても、余分な脂肪がたまるばかりです。同じようにジャンクブックを何冊読んだところで、時間とお金とエネルギーの無駄です。
 どの本にも書かれている究極のエッセンスは、「やってみる(Just do it !)」ということです。ああだ、こうだと考えたり、屁理屈を並べていても、結局はやってみるしかないのです。ハングリー精神がなくなってしまっているわれわれには、まずやってみるっていうことがとても難しいことのように思えます。行動力のない若者を数多く目にします。だからこと、なおのことやることに価値があるし、やったもん勝ちなんです。