思い込みを捨てる

 近所に急ぎで行く用事が会って、やむ得をなく小学校5年の息子の自転車に乗りました。サドルを高くすると実に快適で、スイスイいけました。それまでは、小5の自転車なんて小さくて乗れるわけがないと思い込んでいたのですが、実際に乗ってみると、軽くて早いのです。
 そのあとで、勤務先へも息子の自転車で行きました。自分のマウンテンバイクで行くと35分かかるところが、小5の息子の自転車だと、スイスイ行けて30分で着きました 。こどもの自転車は乗れるわけがないという思い込みがありました。しかし、間違いでした。なんでも先入観、思い込みをすてて、まずやってみるということが大切。
 途上国についても、私たちは思い込みをもっています。貧乏、汚い、可愛そう。それらをリセットして完全に先入観を捨てて、真っ白な目で見る。これがとっても大切ですね。自分の勝手な思い込みがあると、見える世界が狭まります。つまり可能性を縮めてしまいます。きれいでまっさらな心の眼(まなこ)でみることが大切ですね。息子の自転車に教えてもらいました。