1カ月、静かに執筆に専念します

 野村総研の平本様達が昨年出した『BoPビジネス戦略』(東洋経済刊)が、丸善丸の内本店の週刊ビジネス書ベストセラーで、先々週7位、先週13位にランクインしたんだってね。さらに続いて、これまた野村総研のチームが、『BOP超巨大市場をどう攻略するか』(日経新聞)を出して、野村が独走していますね。ますます盛り上がるBOP。あまりにあおりすぎて、BOPバブルの崩壊に注意です。
 さて、さて、今年度の講義・ゼミを終えた菅原も、これから一か月、執筆活動に専念します。7月2日に、出版記念パーティを大々的にやるって、決めてるからね。書名は、仮ですが『決定版テキスト BOPビジネス論』ってな感じかな。それとも何がいいかな。皆さま、アイディアを。何が何でも、原稿を書きまくらなくてはならないのです。息子とスキーに行きたい誘惑、学生のみんなとワインを飲みたい誘惑、娘と一緒に温泉につかりたい誘惑。妻とイタリアン・ランチしたい誘惑。誘惑だらけだけど、そうだ、さっさと書きあげれば、すべては解決。
 こうやって、締切りを前もって設定してしまわないと、なかなか書けないからね。今度の原稿は論文ではなく一般書。「難しいことを易しく、易しいことをふかく、ふかいことをおもしろく」という井上ひさし氏の名言を肝に銘じて、「一文字三礼」の力を込めます。
 人間、だれでも追い込まれたときに瞬発力を発揮するんだよね。だから、みんな自分を追い込もう。若者なら、体力あるしエネルギーに満ちあふれているから、なんだって突破できるよ。
 3月9日に、すべての原稿を出版社に渡して、10日にバングラデシュに向かいます。全国21大学から集まった23人の若者達とのバングラ訪問。何が待ち受けているか。たのしみ、たのしみ。